「美しき姫君」は1998年にアメリカのNYでオークションに出された際に、レオナルド・ダヴィンチの作品であるということは認められていなかったようですが、その後の2008年、科学的な検証を経た結果においてレオナルド・ダヴィンチの作品であることが判明したそうです。
レオナルド・ダヴィンチは、素描を特に好んで作品を創りあげたようなのですが、現在それらの作品の多くは公にはみつかっていないようです。
推定600枚ほどであると言われているレオナルド・ダヴィンチの素描を研究するスペシャリストたちが述べるところによりますと、レオナルド作品を観察するなかで構図などのあり方を念入りに考え抜いたレオナルドの筆跡が感じ取れるようなのです。
今尚、彼が自身の作品に残した功績は、現代を生きる人々を魅了し続けておりますが、新たな作品の存在がみつけられるたびに時代を超えた様々な謎解きが私たちに投げかけられているようにも感じます。
