名作アニメとバロック様式

名作アニメ「フランダースの犬」に登場する一枚の絵画は、画家ルーベンスの作品「キリスト降架」であったと言われております。アニメ作品に登場する少年が最終話でこの絵画作品を前に永遠の眠りにつくシーンは、多くの人々の涙を誘った場面でもあります。

この名作アニメに登場する最終話のシーンは、実在する聖母マリア大聖堂であるようで、画家ルーベンスの作品「キリスト降架」は、現在もベルギーの聖母マリア大聖堂に飾られていることから、実際に現地の教会を訪れることで名作アニメのシーン同様の光景を目にすることが出来るようなのです。アニメに登場する主人公の少年は、画家ルーベンスに憧れを抱いていたことから彼の作品を目にすることが夢であったようです。

かの有名な名作アニメの最終話のシーンをご存じな方は多いのではないかと思われますが、実際に少年が追い求めた絵画作品が実在することは知られていないかもしれません。

画家ルーベンスは、イタリアを発祥とするバロック芸術を代表する画家でもあり、その実在する作品は2000点にもおよぶと言われております。宗教画から肖像画、風俗画、歴史画、神話画など、多様なジャンルの絵画を変幻自在に描いたと言われております。

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