現代アートほど難解な美術作品はないと述べる専門家たちがいるほど、現代アートの多様性を理解するには様々な感受性を必要としているようです。絵画作品に加え、音楽、写真、広告も多様性をもった形で様々な表現方法が生み出されるなかで、原始の時代から顔料を用いて何かしらの物事を描き出してきた人びとは、今後、現代アートを通じてどのような美術様式を求め活動していくのでしょうか。そこには大衆と称される社会を築く人びとの生きる姿が描き出されていくのかもしれないと考えるのは筆者だけでしょうか。皆さんは長い、歴史のなかで人びとによって伝承されきた美術史を考えると、今後現代アートはどのような表現方法を求め歩んでいくと思われますか。
